聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2013]

2013年 10月 14日 (月)

箴言18:1-24
知恵ある人の口

1.愚かな人の口(2,6-8,13)
 愚かな人は、自分を悟らせる言葉を嫌い、自分の意見だけを表します(2)。愚かな人の口は争いを起こし、その口はむち打つ者を呼び寄せます。愚かな人の口は自分の滅びとなり、そのくちびるはわなとなります。陰口をたたく者のことばは、おいしい食べ物のようで、腹の奥に下っていきます(6-8)。よく聞かないうちに返事をする者は、愚かであって、侮辱を受けます(13)。
2.知恵ある人の口(4,20,21)
 知恵ある人のことばは深い水のようであり、知恵の泉はわいて流れる川のようです(4)。人の口から出る実がその人の腹を満たし、その言葉の結果によって満足するようになります(20)。人の死と生は、どんなことばを話すのかによるもので、人はよく使う方の舌の実を食べます(21)。愚かな人と知恵ある人の違いは、むやみに話をするのか、思慮深く話すのかに、よるものです。神様が下さった口で、感情的で激することばを使わずに、恵みが満ち溢れる言葉を話せるように祈ります。
3.謙遜は栄誉に先立つ(12)
 心が高ぶれば、破滅が伴いますが、謙遜ならば、栄誉と栄光が伴います(12)。人が高慢な心を抱くなら、結局は滅びるようになります。しかし、神様の御前で謙遜に生きるなら、神様が必ずその人を高めてくださいます。

祈り:主よ!私が、むやみに口を開く愚か者にならず、恵みが満ち溢れる言葉だけを話す知恵ある者になるように、助けてください。

一言:私の口は、愚かなのか、賢いのか


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