時には、主の導きが、自分の気に入らない道であることもあります。私が願う道、私の計画の方がもっと良いと思います。私の志と知恵で行なうほうが、主の教えに従い、全てについて主の御旨を聞くことよりも、優っているように思います。私の知恵で立てた計画のほうが、良い結果を素早く出せると思います。しかし、自分を知恵のある者と思ってはいけません。人は、知恵のある存在ではありません。一寸先も見ることができません。欲望におぼれると、子供の目にも見えるようなものが見えない愚か者になります。自分の悟りに頼らず、すべてのことに、主を認めなければなりません。主を認めるというのは、主が私より知恵のある方であり、主が導かれる道が最もよいと認めることです。すべてのことに主を拠り頼む謙遜な人を、主がその道をまっすぐにしてくださいます。彼を最も良い道に導き、最も良いものを得させてくださいます。平安と豊かな暮らしを与えてくださいます。
　収穫の初物を神様にささげることは、自分の収穫した実が、すべて神様の恵みとプレゼントであることを認めることです。自分が汗を流し努力しましたが、神様が祝福してくださったので実を収穫できたと、心から深く認め、あがめることです。実を収穫した後、初めとは違って、心が高ぶって神様にささげることを惜しむようになる人がいます。神様の恵みを深く認めず、神様を崇めないからです。祝福の時、さらに神様をあがめる人に神様は、より多くの祝福を与えてくださいます。倉庫を豊かに満たし、あふれるようにしてくださいます。

適用：すべてのことに主を認めますか。

一言：あなたの道をまっすぐにされる

　　知恵を得ることは、銀を得ることにまさり、知恵が与える有益は、純金が与えるものより優れています。知恵は、世のどんな貴重なものにもまさります。知恵は、いろんなことを通して得ることができますが、特に、神様の懲らしめと叱責を通じて得ることができます。ある人は、痛い懲らしめを通し、銀より尊い知恵を取得します。知恵のある人に生まれ変わります。主の叱責を通して知恵を得る人は幸いです。神様の知恵は、完全で、すべてが非常に良かった初めの世界とエデンの園を創造しました。神様の知恵は、喜びと平安と幸福と、恐れのない甘い眠りを与えます。富と長寿を与え、その人を尊い者に変えてくれます。日常を通して、特に主の叱責を通して知恵を得る幸いな人になるように祈りましょう。

適用：叱責を嫌がりますか。

一言：懲らしめは愛

　　自分の手に善を行う力があるとき、惜しまずに施すべきです。施しをするのは、今である必要があります(28)。持っているものを、今日ではなく明日にしようとするのは、結局はあげないつもりなのと一緒です。箴言は、施す人は正直で、正しくて、謙遜で、知恵のある者だと言います。神様はこのような人を喜ばれます。神様は正直な者と親しくされます(32)。正しい人に祝福を与えてくださいます(33)。へりくだる者に恵みを与えてくださいます(34)。知恵のある者が誉れを受け継ぎます(35)。
　　最近、世の中では、富の不平等と資本の貪欲に抵抗するデモが起きています。善を施す力があっても施さないからです。私の手に力が与えられたのは、機会であり、危機です。神様が私に力を与えられたのは、その力で善を施すようにするためです。困難な人を起こして立てるようにするためです。そう使われる力は祝福です。ところが、自分のために悪を図るなら、それは神様の御旨に反します。そのような力は毒です。当然、神様はその人を憎み、恥を得るようにさせます。力があるとき施すことが知恵であり、そのような人が栄光の資産を受け継ぐようになります。

適用：力がありますか。

一言：施しなさい