聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2017]

2017年 02月 14日 (火)

箴言 9:1-18(10)
知恵の招待、愚かさの招待

  
  1-12節は知恵からの招待であり、13-18節は愚かさからの招待です。知恵はパーティーを準備した後、人を招待して祝宴を楽しむようにします。わきまえのないことを捨てていのちを得るように、悟りのある道を歩むように、と言います。知恵が教えているのは、あざける者を戒めたり、悪者を責めたりしないことです。なぜなら、かえって自分が恥と傷を受けるようになるからです。知恵のある者を責めるなら、彼は責める者を愛するようになります。知恵のある者に与えるなら、彼はますます知恵を得ます。正しい者を教えるなら、彼は理解を深めます。言葉を聞き分ける人へのよい言葉は、効果があります。主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りです。知恵によって、いのちの日は多くなり、長生きするようになります。知恵は我々の暮らしのいろいろな面で有益です。
  愚かながらも騒がしく、わきまえがない一人の女性がいました。彼女は何も知らないながらも、まっすぐに歩いて行く往来の人を招いて言います。「わきまえのない者はだれでもここに来なさい」と。「盗んだ水は甘く、こっそり食べる食べ物はうまい」と偽りを教えます。すると、知恵の言葉には耳を傾けなかった愚かな人々がこのような言葉に簡単に惑わされ、ぱくりとその愚かな言葉を受け入れます。結局、愚かで知恵のない者たちは死の道を行くようになります。盗んだ水、こっそり食べる食べ物は、ひそかに快楽と不正の罪を犯しながらも、これを誰も知らないと思います。しかし、神様はこのような人たちの悪事を全部見ておられます。彼らは審判を免れることはできません。知恵の初めは、私たちのすべてを見ておられる神様を恐れ、正しく生きることです。

適用:誰の招待に応じますか。

一言:知恵の招待


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