個人だけでなく、一国の興亡と盛衰は、何にかかっていますか。町は直ぐな人の祝福によって高くあげられ、悪者の口によって、滅ぼされます(11)。社会の構成員たちが神様の御前で正しく生きるなら、その国は祝福されます。しかし、彼らがだましたり、高ぶったり、よこしまにとらわれて生きるなら、その国は滅びます。個人や小さな共同体も同じです。神様の祝福を受けることを望むなら、神様の御前で正しく生きなければなりません。

適用：神様はどんな人とともにおられますか。

一言：直ぐな人

　　正しい者と悪者は言語生活だけでなく、救済についてもそれぞれ別の姿を見せてくれます。神様を恐れ敬う正しい者は敬虔な生活をするだけでなく、くまなく救済することにも熱心です(24)。正しい者は、貧しい隣人を助けるため施すことを喜びます。しかし、悪者は救済することを喜ばず、生活必需品である穀物を売り惜しみ、自分の利益だけを満たしたいと思います(26a)。これに比べて正しい者は、隣人が必要ならいつでも穀物を売ります(26b)。なぜ人々が救済することにはけちになり、穀物を売り惜しむでしょうか。富に頼るからです。富が自分の安全を保障すると思うからです。このような者は倒れます。神様は、富ではなく、神様に頼り、救済することを楽しんでいる正しい者とともにおられ、彼らの安全を守ってくださいます(28)。

適用：誰が私たちの安全を保障してくれますか。

一言：富ではなく神様