聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2017]

2017年 04月 04日 (火)

箴言14:1-17(12)
どの道を歩むのか

 しかし、愚か者は自分の手で自分の家を壊します。主をさげすみ、自分を誇ります。偽りの証人となってまやかしを吹聴します。人をあざけり、知恵を捜しても得られません。そのくちびるには、知識のことばがありません。自分の愚かさで自分を欺きます。罪過のためのいけにえをあざけります。そんな愚か者の家は滅ぼされます。自分の目にはまっすぐに見える道でも、その終わりは死の道です。心が堕落しているので、自分の死の道に甘んじます。何でも分別することなく信じ、怒りやすく、自分がすぐれていると思い込んで得意になっています。
 私たちはこのような、愚かでわきまえのない者から離れなければなりません。彼らの愚かさと悪を避け、知恵のある道を歩まなければなりません。死の道、終わりの道、滅びの道から遠く離れ、主が喜ばれる道、知恵のある者の道を歩まなければなりません。どの道を歩むかは、私たちの選択次第です。私たちが自分の感情や計算に従わず、主を恐れ、主に聞き従う時、知恵のある者の道を歩むことができます。

適用:神様に喜ばれる道を歩んでいますか

一言:知恵のある者の道



2017年 04月 05日 (水)

箴言14:18-35(27)
三つの対比

 二つ目は、悪と善の対比です。悪者は正しい人の門のところで身をかがめるようになります。自分の隣人をさげすむ人は罪を犯した者となります。悪をたくらむ者は迷い出、善を計る者には恵みとまことがあります。誠実な証人は人のいのちを救い出しますが、欺く者はまやかしを吹聴します。穏やかな心は、からだのいのちを与え、激しい思いは骨をむしばみます。悪者は自分の悪によって打ち倒されますが、正しい者は、自分の死の中にものがれ場があります。正義は国を高め、罪は国民をはずかしめます。
 三つ目は、貧しい者と富む者の対比です。貧しい者はその隣人にさえ憎まれますが、富む者を愛する友人は多いです。貧しい者をあわれむ人は幸いです。王の栄えは民の多いことであり、民がなくなれば君主は滅びます。貧しい者をあわれむことは造り主を敬うことです。力強い信頼は主を恐れることにあり、それは主の子たちの避け所を提供することになります。また、主を恐れると、それはいのちの泉となり、死のわなからのがれさせます。
 以上で、利口さ、善、貧しい者を憐れむ心を持つことは、主を恐れる道です。

適用:死のわなからのがれようとしていますか

一言:主を恐れましょう


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