聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2017]

2017年 04月 06日 (木)

箴言15:1-17(15)
幸せは心にある

 二つ目、正しい者と悪者の対比:主の御目はどこにでもあり、悪人と善人とを見張っておられます。正しい者の家には多くの富があり、悪者の収穫は煩いをもたらします。悪者のいけにえは主に忌みきらわれますが、正しい者の祈りは主に喜ばれます。主は悪者の行いを忌みきらいますが、義を追い求める者を愛してくださいます。正しい道を捨てる者にはきびしい懲らしめがあり、叱責を憎む者は死に至ります。よみと滅びの淵とは主の御前にあり、人の子らの心はなおさらのこと、主の御前に現わされます。あざける者はしかってくれる者を愛さないだけではなく、知恵のある者にも近づかないのです。
 三つ目、心の重要性について:心に喜びがあれば顔色は良くなりますが、心に憂いがあれば気はふさぎます。 悟りのある者の心は知識を求めますが、愚かな者の口は愚かさを食いあさります。心に楽しみのある人には毎日が宴会ですが、悩む者には毎日が不吉の日です。
 四つ目、所有と幸せについて:わずかな物を持っていて主を恐れることは、多くの財宝を持っていて恐慌があるのにまさります。野菜を食べて愛し合うことは、肥えた牛を食べて憎み合うのにまさります。幸せは財産にあるのではありません。主を恐れ、互いに愛し合うところに幸せがあります。ことばを慎み、善を追い求め、心に楽しみのある生活に幸せがあるのです。

適用:いつも宴会を開くような楽しい人生としたいですか

一言:主を恐れ、心を楽しくしましょう



2017年 04月 07日 (金)

箴言15:18-33(33)
主を恐れることは知恵の訓戒である

 二つ目、知恵と愚かさについて:知恵のある子は父を喜ばせ、英知のある者はまっすぐに歩みますが、愚かな者はその母をさげすみ、自分の愚かさを喜びます。知恵のある者は、多くの助言者から時宜にかなったことばを受け入れ成功します。悟りのある者はいのちの道を上って行く人のようです。しかし、愚かな者は、自分一人で計画を立てて勝手に行動し、他者の視点や意見を受け入れないために、結局その計画は破れます。
 三つ目、主のなさること:主は、高ぶる者の家を打ちこわし、悪人の計画を忌みきらい、悪者から遠ざかります。しかし、やもめの地境を決められ、守ってくださいます。親切なことばを喜ばれ、正しい者の祈りを聞かれる方です。だから、利得をむさぼることをせず、まいないを憎むべきです。どう答えるかを思い巡らすべきであり、悪を吐き出してはいけません。
 四つ目、いのちに至る叱責:目の光と良い知らせは、心を喜ばせ、人を健やかにします。いのちに至る叱責を聞く耳のある人になりましょう。叱責を聞き入れる者は思慮を得、知恵のある者となります。しかし、訓戒を無視する者は自分のいのちをないがしろにする者です。謙遜は栄誉に先立ち、主を恐れることは知恵の訓戒です。謙遜に主を恐れ敬うとき、栄誉を受けます。

適用:知恵と栄誉の道とは

一言:主を恐れ敬うこと


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