聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2017]

2017年 06月 01日 (木)

箴言19:1-14(2)
足を急ぐ者は道に迷う

 望みは良いものですが、知識のない望みは良くないものです。早く行くことが、必ずしも良いとは限りません。早く行きたくて、急いで行こうとして、愚かな道を行くこともあります。自ら自分の道を曲げておきながら、後で物事がうまくいかなった時には、神様を恨んだりします。神様は助けてくれないのか、私の祈りを聞いてくれないのか、神様は生きておられないのか、と神様を恨んだりします。望みを持って走る前に、知識を学ばなければなりません。善と悪についての正しい知識、神様と人間についての知識を学ばなければなりません。 変わり行く世の中で、 聖書は変わらない知識の宝庫です。聖書の御言葉に耳を傾けましょう。ゆっくりであっても、正しい道を歩むことがもっと早いのです。また、今、愚かな道を選んだ結果、辛くなっているのであれば、神様をうらむのではなく、悔い改めて教訓を得なければなりません。怒りを忍ばせるのが悟りであり、他人のあやまちをゆるすことが誉れを得る人生です。獅子がほえることによって、周りを恐れさせる人が、赦し、恵みを施すのなら、それは草の上の露のようです。四方をぬらし、深く染み込み、いのちを与え、喚起に溢れさせます。

適用:急いで行く人ではないですか

一言:知識のある足



2017年 06月 02日 (金)

箴言19:15-29
なまけ者は飢える

 貧しい人は、世の中で無視されがちです。貧しい人は助けを受けても、それを返す能力がないので、貧しい者を助けることは浪費であり、無駄であると考えてしまいがちです。しかし、貧しい人を憐れむことは、主に貸し、施すことと同じです(17)。自分一人が生きて行くことさえも難しいと感じるかもしれません。しかし、自分よりも貧しい人を憐れみましょう。経済的に、また霊的に貧しい人を憐れみ、助ける道を探しましょう。主が償ってくださいます。
 聖書の御言葉には、多くの戒めがあります。何より、聖書は、主を恐れよ、と言われます。御言葉に聞き従い、主を恐れることが自分を守り、生かす道です。人が計画を立てても、ただ、主の御旨だけが堅くたちます。神様は、聖書の御言葉、人や苦難などを通して、私たちを勧め、教え諭されます。その時は、むちに打たれるほど苦痛で、自尊心が傷つくこともあります。しかし、勧めを聞いて教訓を受けいれる人は、知恵ある者となります。もし、子どもを愛するなら、まだ、望みがある時に懲らしめなければなりません。神様を恐れ敬うように、怠けないように、主の御言葉に聞き従うように教えなければなりません。

適用:怠けて過ごしていますか

一言:飢えるようになります


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