聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2017]

2017年 06月 13日 (火)

箴言25:1-15(1)
ヒゼキヤ王の時代のソロモンの箴言

 王のまわりにいる悪者はまるで銀に混ざっている、かなかすのような存在です。こうした者たちを除いてこそ王座は堅く据えられます。王の前で横柄ぶってはならず、偉い人のいる所に立っていてはなりません。自ら高い所に立とうとすれば下げられ、自分を低くする者は上げられます。隣人と軽々しく争うなら、後になって恥ずかしい思いをさせられます。争い事が生じたら直接話し合って解決し、相手の秘密を漏らしてはいけません。さもないと、人から侮辱され、評判が悪くなります。隣人の秘密を漏らさないだけでなく、時宜にかなった言葉を口にすべきです。時には、知恵のある叱責は、金の飾り、高価な宝のようなものになります。忠実な使者は夏の暑い日の冷たい雪のように主人の心を生き返らせます。ところが、贈りもしない贈り物を自慢する者は、雨を降らせない雲や風のように空虚ででたらめです。忍耐強く説けば首領も納得します。骨を砕く柔らかな舌の如く、忍耐と柔和は人の心を動かします。

適用:不正な時代を改革する道は何ですか

一言:聖書の教え



2017年 06月 14日 (水)

箴言25:16-28(18)
隣人と和睦

 苦難の日に頼る人がいないため、今まで裏切られたことがあるにもかかわらず、同じ人に頼ってしまう愚かさをしでかすことがあります。その結果は分かりきっています。何の役にも立たないどころか、かえって、いっそうひどくなるでしょう。真実なイエス様こそ苦難の日に私たちの真の避け所となる方です。自分を迫害する者が困っている時は、助けてあげるのが主の御心です。そうすることで、彼の頭に燃える炭火を積むことになります。彼は苦しみと辱めを受けます。それでも悔い改めないのなら、神様からの裁きを受けるようになります。善をもって相手に返すのであれば、神様が報いてくださいます。
 争いが好きな妻と一緒に家にいて争いが絶えないよりは、屋根の片隅に住んで家の中に争いが起こらないようにする方がよいです。ふだん連絡があまり取れないような遠い地から送られてくる良い知らせは、疲れた人への冷たい水のように人を生き返らせるほどに素晴らしいものです。泉が汚くされ、井戸が荒らされることがありますが、これは正しい人が悪者の前に屈服するように酷い事です。しかし、イエス様のように十字架につけられて死ぬことになっても、決して悪者の前に屈服してはなりません。心は、町を守る城壁のように自分自身を守ってくれます。心を制することができないのなら、あらゆる敵の攻撃にさらされ、すべてのものが略奪されます。この世の肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などから自分の心を守らなければなりません。

適用:平和を壊すものは何ですか

一言:陰口をきく舌


<<(1)    前のページ(24)    25    次のページ(26)    (31)>>

聖書別日ごとの糧