聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2006]

2006年 06月 01日 (木)

イザヤ書3:1-26
ユダからささえとたよりを除かれる神様


Ⅰ.ユダからささえとたよりを除かれた神様(1-12)

 エルサレムとユダは神様より、パンと水に頼り、勇士と政治的な指導者と占い師たちに頼りました。しかし神様は彼らからささえとたよりを除かれました。そして彼らが頼ることのできない若い者と身分の低い者を指導者として立てられました(5)。人々は利己的になり、責任が伴うことをしようとしなくなります(6,7)。彼らは神様より世のことに頼ることで、わざわいを招きました。

 神様は、私たちがただ神様にだけ頼ることを願われます。それは神様に頼ることが最も安全であるからであり、神様に頼る者に祝福してくださるためです。ところが愚かな者たちは目に見える者が安全であるように思え、お金や人に頼ります。このような者たちは、突然頼っているものが除かれることで、災いを招きます。除かれる前に、神様に頼ることが、知恵です。

Ⅱ.シオンの娘たちをはずかしめる神様(13-26)

 当時、民の牧者となるべき指導者たちはむしろ民たちを砕き、貧しい者の顔をすりつぶしていました(15)。神様はこのような者たちをさばかれます。また、シオンの娘たちは高ぶり、首を伸ばし、色目を使って兄弟を誘惑し、外側だけを装いました。それによって彼女たちははずかしめを受けるようになります。女性たちが信仰によって生きる時、男性たちが病まず、福音の働き人として成長することができます。


祈り:主よ!私が頼っていたものを取り除いてくださり感謝します。私が神様にだけ頼る謙遜な人になるように助けてください。

一言:私たちが頼る方は、ただ神様だけ


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