聖書別日ごとの糧 >> イザヤ書[2006]
2006年 06月 02日 (金)
イザヤ書4:1-6
主の若枝
主の若枝
Ⅰ.主の若枝は麗しく、栄光に輝き(2-4)
神様がエルサレムとユダをさばかれることで、兄弟たちは戦争で滅びるようになります。その日、七人の女がひとりの男にすがりついて、「女としてのそしりを除いてください。」と頼むようになります(1)。シオンは荒れ果て、そしりと汚れたもので満ち溢れるようになります。その日、神様は若枝を生えさせます。この若枝は望みの若枝であり、麗しく、栄光に輝く若枝です。この若枝は、まさに望みのメシヤです。シオンに残された者、すなわち絶望の状況の中でも信仰の中心を守った者たちは、聖と呼ばれるようになります。この若枝によって、さばきの霊によって、シオンの娘たちの汚れを洗い、すすぎ清められるからです。
最も絶望的な時に、主の若枝、望みと栄光の若枝が美しく生えます。これが神様の御業の方法です。今神様の懲らしめによって、絶望的な状況ではありませんか。望みの神様、栄光の神様を仰ぎ見て、信仰の中心を守りましょう。つらい絶望の中にいるほど、神様の望みの若枝が一層麗しく生えます。
Ⅱ.主の栄光が共にある(5,6)
神様が罪深い民とともにいることはできません。しかしその日に、神様はきよめられた民とともにおられます。昼は雲、夜は煙と燃える火の輝きで共におられ、すべての災いから保護してくださいます。また暑さとあらしを避け、避け所と隠れ家になります。
祈り:主よ!そしりと汚れで染まった罪人に、麗しく栄光ある望みの若枝をくださって、絶望の中でも望みを持つようにしてくださり感謝します。
一言:主の若枝、望みのメシヤ
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