聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2006]

2006年 06月 29日 (木)

イザヤ書19:1-25
その日、エジプト人は主を知り


Ⅰ.エジプトを打たれる神様(1-17)

 エジプトは昔から文明の発達と共に、偶像崇拝が盛んでした。神様はこのようなエジプトに速い雲に乗って来られ、エジプトの全ての偶像を滅ぼされます。暴力が横行し、兄弟は兄弟と、隣人は隣人と相逆らって争うようになり、民たちは神経が衰弱するようになります。エジプト文明の源であるナイル川は干上がり、悪臭を放つようになります。それだけではなくパロの最も知恵ある議官たちも愚かなはかりごとをするようになります。それでエジプトは迷い、酔いどれがへどを吐きよろめくようになります(14)。このように神様が彼らを打たれる理由は彼らの偶像崇拝のためです(3b)。

Ⅱ.エジプトをいやされる神様(18-25)

 神様がエジプトを打たれる目的は、彼らが偶像崇拝の愚かさを悟り、主を知り、主に立ち返るようにするためです。彼らが苦しみの中で主に叫ぶ時、一人の救い主を送ってくださいます。その日、エジプトに五つの町が起こり、エジプトの真中に、主のために、一つの祭壇が建てられ、主に仕えるようになります。主はそこで彼らの願いを聞き入れ、癒してくださいます(22)。エジプトの民も神様の民として立て、世界宣教の働き人として立ててくださいます(22,23)。神様は打たれ、癒される方です。自分の罪を悟り、神様に立ち返りさえすれば、その人を癒され、さらに貴く用いられます。


祈り:主よ!主の前ではどの国にも望みがあることを感謝します。イラクも癒され、宣教師を派遣する国にしてください。

一言:打たれ、癒される神様


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