聖書別日ごとの糧 >> イザヤ書[2006]
2006年 07月 06日 (木)
イザヤ書28:1-29
一つの石を礎として据えられた神様
一つの石を礎として据えられた神様
Ⅰ.傲慢なエフライム(1-4)
エフライムはサマリヤの首都です。サマリヤは肥えた地を持っていたために心が傲慢でした(1)。彼らは神様に栄光を返す代わりに、酒によって自分の自慢ばかりしていました。しかし神様は力のあるアッシリヤを遣わし、その傲慢な冠を踏みにじられます(3)。そしてその残った民たちに神様みずからが栄光の冠になられます。神様は傲慢を最も嫌い罰せられる方です。神様から受けた祝福で傲慢にならず、神様に栄光を返さなければなりません。
Ⅱ.偽りに身を隠してきたユダ(5-29)
ユダの深刻な問題は指導者の問題でした。祭司や預言者のような霊的な指導者たちが強い酒のためによろめき、腐敗していました(7)。特に彼らは傲慢で、神様の教えを蔑視し、聞きませんでした。彼らは死と契約を結び、まやかしや偽りに身を隠してきました(15)。まやかしと偽りに頼ることは、しばらくの間助けになるようですが、本当の意味での助けになることができません。正しい神様はまやかしの避け所を一掃し、全地をさばこうとされます。
しかし神様はさばくことが目的ではありません。神様はシオンに一つの石を礎としてすえられ、強く据えられた尊いかしら石を置かれます(16)。この石は生ける石であるイエス・キリストです(Ⅰペテ2:4-6)。誰でも、このイエス様に頼る者は流行する災いの中でも、滅びることがありません。
祈り:主よ!今まで傲慢で、偽りに身を隠していたことを悔い改めます。主の上に堅く礎を据えるように助けてください。
一言:イエス様は最も堅い礎の石
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