聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2006]

2006年 07月 07日 (金)

イザヤ書29:1-24
不思議なことをされる神様


Ⅰ.目の見えないアリエル(1-13,15,16)

 アリエル(イスラエル)はまるで盲人のようであり、眠る者のようであって、預言者たちの言葉を受け入れませんでした。彼らがこのように霊的に目が見えなくなったのは、偽善の罪のためです。彼らは口先では神様をあがめましたが、心は神様から遠く離れていました(13)。彼らは、人が見ていないからと言って、やみの中で悪事をたくらみました(15)。彼らは神様を軽んじました。偽善は私たちを霊的に鈍くし、私たちの霊的な目を覆います。人が見ていても見ていなくても、神様の前で行なう時、神様の御言葉がはっきりと分かり、霊的に目を覚ますことができるようになります。

Ⅱ.その日、盲人の目が物を見る(14,17-24)

 神様はその民に再び不思議なことをされます(14)。その日、耳しいた者が神様のことばを聞き、盲人の目が暗黒とやみの中から物を見ます(18)。へりくだる者は主によっていよいよ喜び、イスラエルの神様を恐れ敬います。心の迷っている者は悟りを得、つぶやく者もおしえを学ぶようになります(24)。イエス様の十字架の道は神様が行なわれた最も不思議なことです。神様はこれを通して、人間の知恵や悟りを廃し、信じる者たちが救われることを喜ばれました(Ⅰコリ1:19-21)。十字架につけられたキリストを仰ぎ見る時、霊的な耳が聞こえ、霊的な目が開くようになります。


祈り:主よ!この時間、口先だけであがめていた偽善を悔い改め、十字架のイエス様を仰ぎ見ます。私の閉じた目を開いてください。

一言:不思議な十字架の道


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