2006年 08月 07日 (月)
わたしに帰れ
Ⅰ.流れのほとりの柳の木のように(1-5)
イスラエルは自分たちの罪によって神様のさばきを受けるようになりました(43:28)。しかし神様は彼らを変わらずに愛され、潤いのない地に水を注ぎ、かわいた地に豊かな流れを注がれます。彼らに御霊を注いで祝福を与え、彼らを流れのほとりの柳の木のように青草の間に芽生えさせると、約束されました(3,4)。神様は罪に陥ったその民をしばらく懲らしめましたが、すぐそのたましいと人生を豊かにしてくださる愛の神様です。
Ⅱ.わたしに帰れ(6-23)
イスラエルが神様の呪いを受けるようになったのは、偶像崇拝の罪によるものでした。彼らは、彼らの王であり、贖う方、万軍の主、初めであり終わりである唯一の神である主を捨て、話すことも、見ることもできない偶像を造って自分たちを救う神として立てました(7-17)。このような虚しい偶像に仕える根本的な理由は創造主の神様を認めず、自分勝手に生きようとする傲慢からです。
神様はイスラエルの偶像崇拝の罪を悟らせ、「わたしは、あなたのそむきの罪を雲のように、あなたの罪をかすみのようにぬぐい去った。わたしに帰れ。わたしは、あなたを贖ったからだ。」と叫ばれます(22)。神様はひとり子イエス・キリストの十字架の血を通して、私たちを偶像崇拝の罪から救ってくださいました。私たちはこの神様に立ち返って、神様の愛を声高く歌い、神様の栄光を現されなければなりません(23)。
祈り:主よ!偶像は虚しいものです。私が、私の贖い主であり、王であり、万軍の主である神様にだけ仕えることを、決断します。
一言:流れのほとりの柳の木のように
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