2022年 04月 04日 (月)
ただ、みおしえと証しに尋ねなければならない
インマヌエルのしるしの次に、主はイザヤの息子を通して同盟軍への裁きを言われました。主はイザヤの子を“マヘル・シャラル・ハシュ・バズ”と名づけさせました。その意味は、速やかに、獲物を、奪え、早く、という意味です。それは、イザヤの子が「お父さん、お母さん」と呼ぶようになるまでに、ダマスコとサマリヤが略奪されることを予告していました。イスラエル民が頼っていたアッシリアを打つことで、主はイスラエルを裁かれました。アッシリアは強く豊かな大河の水のように、ユダに勢いよく流れ込み、あふれみなぎって首にまで達する苦しみを与えます。ところが、神様はそんなご自分の民たちを見守ってくださいます。諸国の民はわななき、事を謀っても失敗します。主がご自分の民たちとともにおられるからです。
民たちは、主の与えてくださる証しの御言葉を受け入れず、つまずき、拒んでしまいます。そのため、主はイザヤにこの証しの書を束ね、封印せよと命じられました。これは、主のおしえを無くしてしまうという意味ではありません。その御言葉が成し遂げられるとき、そのしるしとしなさいという意味です。神である主の御言葉は必ずその通りに成し遂げられます。混沌と困難の時代に、人々は不安になり、苦しくなり、霊媒やささやく者、うめく口寄せ、偶像崇拝者たちに尋ねるようになります。しかし、主の民たちはどうすべきでしょうか。ただ、みおしえと証しに尋ねなければなりません。主の御言葉は必ずそのとおりになることを信じなければなりません。どんな状況の中でも揺れ動くことなく、主のみおしえだけを堅く信じなければなりません。不信の人たちから何と言われても、主の御言葉だけに聞き従うべきです。それこそが、主の民がただ行うべきことです。御言葉を信じるとき、光を見ます。しかし、信じない人はつまずき、倒れて打ち砕かれ、罠にかかって捕らえられます。
適用:何に聞き従いますか
一言:主のみおしえ
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