18:1-6は、クシュの滅亡の預言であり、19:1-15はエジプトの滅亡の預言です。「力強い踏みにじる国民 」(18:2,7a)だと言われるほど、背が高く肌の滑らかな民、あちこちで恐れられている民だったはずのクシュが、神様の裁きによって凄まじく滅ぼされ、その姿に諸国は驚き、エジプト人の心も真底萎えるようになります。この裁きによって、主だけが真の神であることを悟り、神様を恐れ敬うようになり、クシュ人は万軍の主のために贈り物を運んで来るようになります(18:7b,19:17)。その日、エジプトの地の真ん中には主のために一つの祭壇が建てられます(19:19)。これが万国の主がエジプトに計画されたことです(19:12,17,20)。

神様のみこころは人々を裁くことが目的ではなく、人々が神様を恐れ敬って謙遜な者になることです。クシュに対してもエジプトに対しても、もし彼らが悔い改めて神に立ち返るなら、万軍の主は彼らを祝福してくださるのです。「その日」、「わたしの民エジプト、わたしの手で造ったアッシリア、わたしのゆずりの民イスラエルに祝福があるように。」(25)というのが神のみこころであり、メシアの日に成就する神様のご計画なのです。

適用：苦しみの中にあって神様の計画が分からなくなっていますか

一言：神様の計画は、救いと癒しの計画