聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2022]

2022年 07月 25日 (月)

イザヤ書26:1-27:1(26:19)
主の露は光の露

26章は救いの日に歌う感謝の歌であり、信仰告白です。現在イスラエルは子を産む時が近づいた妊婦に例えられています(17)。女は産みの苦しみで、もだえ叫びました。これは、敵に支配され受ける苦しみを意味します(13,17)。しかし、それは産みの苦しみの後に風を産むようなものでした。これは、彼らが自らを苦しみから救うことができない状況を意味します(18)。死んだ者、屍が土のちりの中にとどまりました。このような彼らに神様はどんな方であられますか。イスラエルの露になります。「主の露は光の露。地は死者の霊を生き返らせます(19)」。露は砂漠で草木に水を供給します。露は命であり、命の息です。主の光の露(命)がイスラエルを潤すと死んだ者が生き返り、死体が立ち上がります。土のちりの中でとどまっていた者が目を覚め歌います。神様はこのようにイスラエルを救います。神様は私たちにも朝の露のように光る福音を与えて下さいました。汚れをきよめて下さり、渇いた魂を潤し、乾いた心に生ける水が流れ出るようにして下さいました。それで死んだ魂が生き返りました。土のちりの中でとどまっていた人が立ち上がり歌うようになりました。主の露は光の露です。露が降ると地は死者の霊を生き返らせます。主の光の露がいつもわたしと共にいるように祈ります。

神様の救いは神様の人を義とします。平安を与えます。正しい人の行く道を平らにします(1-7)。ですから、彼らは神様を慕い、義を学びます(8,9)。主だけを頼り主の御名を呼び求めます(13)。しかし、神様の救いは悪人にはさばきとなります。悪人は恵みを受けても義を学びません。神様がさばこうとされても見ようとしません。神様はその悪しき民をどれほど愛しているのかを見せて下さり、彼らに恥を与え、彼らを裁かれます。今まで主の民を支配した彼らはすべて記憶から消え去るようになり、死んだ彼らは生き返りません。死者の霊であって、よみがえりません(10-15)。主の救いでイスラエルはその国民を増し加え、その国のすべての堺を広げます。それで、神様の栄光を現わすことになります(16)。



適用:わたしの人生に主の露が降っていますか

一言:主の露と共に生きよう


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