聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2022]

2022年 12月 03日 (土)

イザヤ書 60:1-22(1)
起きよ、輝け

「起きよ。輝け。」光は輝きであり、燃える力です。明るく輝く光によって真実が現れ、道が見えます。光に照らされると、偽りは退けられ、正しい道を歩むことができます。光は燃える力となって、情熱、積極性を与えます。大変なことでも成し遂げられる力となります。暗やみに倒れこんでいる人が、起きて、光の人生を生きるようになるのは、どうしてでしょうか。その人の上に、主の永遠の光が照らされるからです(19,20)。主の光がないところは、暗黒に覆われ、死と破滅と悲しみと嘆きがあるのみです。そこは、偽りと呪いによって荒れ果てます。しかし、主が光を照らされるとき、美しく尊くされます(13)。

この光はその人のためだけではなく、すべての世の人々のためです。主に光を照らされた人は、その光を反射させると、光を放つ光の子供となります。自分の光を輝かせるのではなく、主が照らしてくださる光で輝けばいいのです。主に光を照らされた人は、暗やみの世の中を照らす人です。だから、起きあがるべきです。輝くべきです。そうする時、私たちのもとに、遠くから人々の群れが集まります。雨雲のように飛び、巣に帰る鳩のように飛んで、集まって来ます。人々は、光の中で生きることを望んでいるからです。イスラエルはしばらくの間、国々に侮られますが、やがてその国々は、イスラエルの足もとにひれ伏します。主の光が来て、主の栄光が照らされるとき、誰もが、このイスラエルのようになります。



祈り:主よ、私に主の栄光ある光を照らし、主の望みを抱かせてくださり感謝します。私も暗い世を照らす小さな光となるように助けてください。

一言:起きよ、輝け


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