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2019年 01月 01日 (火)

イザヤ書49:1-26(6) 新年特集(1)
諸国の民の光とし

 天と地が喜び歌う(13)のは、神様が苦しみを受けているご自分の民を慰め、憐れまれるからです。シオンは、神様に見捨てられたと思いましたが、神様は彼らを手のひらに刻み、決して忘れられません。過去、バビロンの侵攻によって荒れ果て、破滅した地は、「いまに、人が住むには狭すぎるようになり」ます。神様が手を上げ、国々に向かって主の旗を揚げられる時(22)、つまり、主が介入して下さり、主が戦ってくださる時、人々は息子たちをふところに抱き、娘たちを肩に背負って戻って来ます。王たちが彼らの世話をし、王妃たちがうばとなり、顔を地につけてふし拝むようになります。主を待ち望むイスラエルは決して辱めを受けません。捕虜からの帰還は、まるで奪われた物を勇士から取り戻すように難しいものですが、神様は、彼らの敵に立ち向かわれ、この御業を成し遂げられます。主は、イスラエルを救い、贖うことのできる力強いお方です。

適用:あなたは、無駄に労苦していると思っていますか

一言:主がご覧になる時、栄光ある者に変えられる



2019年 12月 22日 (日)

イザヤ書9:1-7(6) (聖誕特集1)
一人のみどりご

 ガリラヤの地域は「異邦人のガリラヤ」と呼ばれるほど無視されていたところでした。頻繁に異邦人からの侵略を受けたからでした。しかし神様はそんなガリラヤが栄光を受けたと言われました。それだけではなく「やみの中を歩んでいた民は大きな光を見た」と言われました。神様が「彼の重荷のくびきと、肩のむち、彼をしいたげる者の杖を、ミデヤンの日になされたように粉々に砕かれたから」です。神様は戦争をやめさせ、平和をもたらしてくださいます。神様は、これらのことを一人のみどりごを通して成し遂げられます。みどりごは弱い存在です。小さなみどりごが圧制者の杖を砕くことは至難の業です。それでも彼らがミデヤンの日のような勝利を得ることができるのは、一人のみどりごとして来られる方が神様であるからです。一人のみどりごとして来られるその方は、その民を深く理解し、賢く助けて下さる不思議な助言者です。この世に来られた力ある神、永遠の父です。またその民を平和によって治められる平和の君です。一人のみどりごとして来られる王は、裁きと正義によってその王国を堅く立て、治められます。
 この王は、一人のみどりごとして来られたイエス・キリストです。イエス様は不思議な助言者として民の罪と弱さを理解し、神様の知恵を教えてくださいます。永遠の父としてその民を顧みてくださいます。一人のみどりごとして来られたイエス様を王として受け入れ、イエス様の統治を受けいれる人は、神様がその人を栄光ある者としてくださいます。その人生に大きな光として臨んでくださいます。はずかしめを受ける人生から、栄光ある人生へ変えてくださいます。イエス様の統治を受けながら喜びと平和を享受するようにしてくださいます。


適用:誰の助けを受けていますか

一言:一人のみどりごイエス様


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