聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2018]

2018年 04月 21日 (土)

エレミヤ書 8:4-9:6(9:1)
昼も夜も私の民のために泣こう

 第二に、彼らが受ける凄惨な裁きを知っていたからです。神様は彼らを滅ぼされます。バビロンの馬の蹄の音が、ついに北の国境地帯であるダンから聞こえてきました。まじないのきかないコブラとまむしが容赦なく彼らを噛むでしょう。これらを通して、民は自分たちが主に罪を犯したことを悟るようになりますが、真実に悔い改めません。かえって「集まって、城壁のある町々に行き、そこで死のう。」と自滅するようなことを言い、また、主を恨みます。神様の裁きとともに彼らが受ける苦しみを聞いたとき、エレミヤには悲しみと不安が押し寄せました。胸が痛み、「私の心は弱り果てている。」(18)と嘆きました。今、イスラエルの救いの時は過ぎ、裁きだけが残りました。癒しを受ける機会も失いました。ギレアデは乳香の産地として有名で、当時、乳香は病気の治療薬でした。薬もあり、医者もいるにもかかわらず、「なぜ、私の民の娘の傷はいやされなかったのか。」とエレミヤは嘆きました。殺される人々を考えるとき、彼の目は涙の泉となりました。イエス様も、悔い改めないエルサレムを見て泣かれました。私たちも、悔い改めないこの時代と羊たちを見て泣くべきです。罪によって裁かれる彼らを見て、砕かれた心で泣いて福音によって癒されなければなりません。

適用:滅ぼされる魂を見て泣いていますか

一言:私の目は涙の泉


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