聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2018]

2018年 06月 12日 (火)

エレミヤ書 24:1-10 (5)
良いいちじく 悪いいちじく

 なぜ、バビロンに行った人々が良いいちじくで、エジプトに行った人々たちが悪いいちじくなのでしょうか。バビロンに行った人々は、主のさばきを受け入れた人たちだからです。主の計画は、裁きを通して彼らを訓練し、新しい心をもった民とすることでした。反面、エジプトに行った人々は、依然として主よりも、目に見える強大国の力に頼り、主の戒めと訓練を避けて、自分なりに行動した者たちでした。戒めと訓練を受けても、自分なりに受けたり行動したりするなら、変化も成長もありません。自分の過ちに対する戒めを聞き入れ、立ち返ることが大切です。悔い改め、訓練を心より受けるとき、私たちの心にある不純物は取り除かれ、金のように出てきます。主の戒めと訓練の目的は、罪を取り除き、きよめられた器のようにならせ、祝福を与えるためなのです。主が本当に望んでおられるのは、祝福であり、呪いではありません。主は、私たちを良いいちじくとし、多くの実を結ばせようとしておられます。主の戒めと訓練を受け入れるとき、良いいちじくに変わり成長します。

適用:主の戒めと訓練を心から受けていますか

一言:良いいちじく


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