聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2018]

2018年 06月 13日 (水)

エレミヤ書 25:1-14(7)
身にわざわいを招いた

 神様はご自分の御言葉を聞かないことを最も嫌われます。契約の民、イスラエルであっても、不従順で偶像を崇拝するとき、懲らしめ、訓練されます。神様は北のすべての種族とネブカデレザルを呼んで彼らを攻めさせ、聖絶して、恐怖とし、あざけりとし、その地を廃墟とされます。彼らの喜びと楽しみを奪って行かれます。その地は廃墟とされて70年の間、バビロンの王に仕えるでしょう。しかし、70年が終わるとバビロンの王と国と地を彼らの罪のゆえに罰し、永遠に荒れ果てた地とされます。これもエレミヤを通して与えられ、記録され、主の御言葉に従って行なわれます。神様の裁きは人の行いに基づいたものなので、公義です。不従順は、自分自身に災いを招く道です。悪の道、悪い行いを捨て、神様に従うことこそ人の生きる道です。救いと祝福の道は複雑ではありません。不従順と罪に固執する心を悔い改めて、自分自身に災いを招く道から立ち返ることです。

適用:神様の御言葉をよく聞いていますか

一言:御言葉に対する従順



2018年 06月 14日 (木)

エレミヤ書 25:15-38(15)
憤りの杯

 憤りの杯を必ず取って飲まなければならない理由は、神様が剣を呼び寄せ、シオンから始め、世界のすべての住民を必ず打たれるからです(29)。シオンで鳴らした神様の叫びが地の果てまで響き渡りますが、これは主がすべての肉体を裁かれ、悪人を剣に渡されたからです。これから全世界に神様の憤りの杯が注がれるでしょう。エレミヤは彼らの牧者たちに、泣きわめいて灰の中に転げ回れと言われます(34)。これは、彼らが殺される日と散らされる期限が満ちたからです。牧者たちは逃げることもできず、喪に服すでしょう。平和な牧場が主の燃える怒りによって荒れ廃れます。主は若獅子のように怒りと激しい憤りで彼らの地を廃虚とされます。イエス様は人間の罪に対する神様の憤りの杯を取り、飲んで私たちの代わりに十字架で死なれました。神様は私たちの罪のために憤られます。その憤りの杯をイエス様が飲んでくださったのです。私たちはこの恵みを知って罪から離れるべきです。

適用:罪に対する神様の心は何ですか

一言:憤り


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