聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2023]

2023年 10月 19日 (木)

エレミヤ書3:6-4:4(14)
立ち返れ。わたしはあなたの夫であるからだ

北イスラエルは、高い山に登って茂った木々の下で淫行を行いました(6)。真の夫である神様を捨てて偶像に仕えました。神様は、夫が淫行を犯した妻を追い出し離婚状を渡すのと同じように、偶像を崇拝する北イスラエルを除き去られました(8)。南ユダ王国はこのすべてのことをその目で見ました。それでもユダは恐れず、偶像崇拝に陥りました。神様は彼らが戻って来ることを願いましたが、彼らは本気で神様に立ち返らず、立ち返るふりだけしました(10)。心から神様に帰るには、自らの咎と背きを知らなければなりません(13)。自分たちの罪を告白し、神様に戻ってくるなら、神様は御心にかなった牧者を与え、知識と判断力を持って育ててくださいます(15)。また、彼らの背信を癒してくださるでしょう(22)。

神様は言われます。「イスラエルよ、もし帰るのなら、わたしのもとに帰れ。」(4:1)イスラエルが帰る場所は、大国や偶像ではありません。主なる神様だけに頼って神様のもとに帰らなければなりません。神様が忌み嫌われる偶像を捨てて、神様に帰らなければなりません。そして、真実と公正と義を実践する人生を生きるべきです(4:2)。今日も神様は放蕩息子を待っている父のように自分の民が悔い改めて戻ってくることを切に望んでおられます。「背信の子よ、立ち返れ。」



祈り:主よ、私の不誠実、裏切り、姦通、不従順をお赦しください。真実と公正と義によって私の心をあなたに向け、あなたに従いたいです。助けてください。

一言:立ち返れ


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