聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2007]

2007年 01月 05日 (金)

エゼキエル2:1-3:3
あなたはわたしのことばを彼らに語れ

Ⅰ.聞いても、聞かなくても、語れ(2:1-7)
 神様がエゼキエルを御言葉のしもべとしてお立てになり、民たちに遣わしました。ところがその民は反逆の民であり、神様に背いた者たちでした。彼らはその先祖たちのように罪を犯し、今日までに至りました。彼らはあつかましく、かたくなな者たちでした。
 このような者たちに御言葉を伝えることは、あざみといばらがいっしょにあり、さそりの中に住むようなつらいことです。しかし御言葉のしもべは彼らが聞いても、聞かなくても、御言葉を語らなければなりません。そうすれば彼らの中に預言者がいることを知り、彼らに救いの望みが生じた時、進み出ることができます。
Ⅱ.この巻き物を食べよ(2:8-3:3)
 神様のしもべたちはその時代の反逆の民の罪に流されてはいけません。そのためには日々神様がくださる御言葉を受けて食べなければなりません。そしてその心と考えと思想はいつも神様の御言葉で満たさなければなりません。エゼキエルが神様がくださる御言葉を受けて見ると、その内容は哀歌と、嘆きと、悲しみの御言葉でした。受け取りづらい御言葉でした。しかしエゼキエルは神様が指示された通り、それを受け取って食べました。ところがその御言葉は考えていたこととは違い、蜜のように甘いものでした。神様の御言葉を蜜のように甘く受け入れ、心に置く者はどんな挑戦と試練と迫害の中でも、曲げることなく、御言葉を伝えることができます。

祈り:主よ!私が神様の御言葉を日々受け取って食べ、反逆の民たちに、大胆に御言葉を語ることができるように助けてください。

一言:聞いても、聞かなくても


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