聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2007]

2007年 01月 06日 (土)

エゼキエル3:4-21
見張り人の資格と使命

Ⅰ.恐れずに、行け(4-15)
 イスラエルの民たちは罪によってバビロンに連れて行かれましたが、今も鉄面皮で、心がかたくなでした。彼らに御言葉を伝えることは失敗することが分かり切っていることであり、虚しいことのように思えます。彼らに御言葉を語らなければならないエゼキエルは心配し、恐れました。しかし神様はエゼキエルに「彼らを恐れるな。」と命じられます。行って、彼らが聞いても、聞かなくても、「神である主はこう仰せられる。」と伝えるように命じられました。見張り人には勇気が必要です。このような勇気はどこから来るのでしょうか。主の霊が臨めばいいのです。主の霊が臨めば、誰でも見張り人の力を受け、勇気を持つことができます(14)。私たちは反逆者たちの前で恐れることはありません。聖霊の力に頼れば、どんな人にでも大胆に神様の御言葉を語ることができます。
Ⅱ.彼らに警告せよ(16-21)
 見張り人の使命は反逆者たちの罪を警告することです。この使命を担うためには、まず神様の御言葉を聞いて、見張り人自身がまず警告を受けなければなりません。さきに警告を受けた者だけが、他の人に警告することができるのです。私たちが悪者に警告しなければ、彼らは悪の道を行って、滅びるしかありません。罪の中で死ぬしかありません。それで見張り人は人との調子を合わせるやわらかい言葉の代わりに罪を警告する真理の御言葉を話さなければなりません。

祈り:主よ!恐れに打ち勝ち、大胆に神様の御言葉を伝え、死んで行く者たちを生かすのに尊く用いられるように助けてください。

一言:この時代の見張り人


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