聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2007]

2007年 01月 08日 (月)

エゼキエル7:1-27
終わりが来る

Ⅰ.容赦ないわざわい(1-9)
 神様は長い間イスラエルの罪を耐え忍ばれ、悔い改める機会をくださいました。しかし彼らは全く耳を傾けずに、続けて罪を犯しました。これ以上懲罰を保留にすれば、神様の公義が損なわれるだけではなく、彼らは永遠に神様を忘れてしまうようになります(4)。イスラエルにその終わりが来ました。神様の懲罰は速くて恐ろしいものです。彼らが聞いたこともないわざわいが、避ける暇もなく、突然臨みます。神様はその日に罪を犯した者の行ないを問われます。そしてすべての忌み嫌う行ないに報いられます。その日に神様は悪者を惜しまず、あわれまれず、行ないによって仕返しをされます。私たちはみな、キリストのさばきの座に現われて、善であれ悪であれ、各自その肉体にあってした行為に応じて報いを受けることになるのです(Ⅱコリ5:10)。神様を恐れ、罪から離れなければなりません。
Ⅱ.彼らの富もなくなり(10-13)
 神様のさばきの前で、富も美しさも何の役にも立ちません。その日には、買う者も喜ばず、売る者も嘆かなくなります。その日には、人々が貴く思う銀を道ばたに投げ捨て、金を汚物のように思います。神様が怒りを注ぎ込まれる日には、銀と金が彼らを救い出すことができないからです(19)。それでその日が来る前に、神様に望みを置いて、御言葉に聞き従う生活をしなければなりません(26)。

祈り:主よ!私がさばきの神様を恐れ敬い、罪から離れて神様に望みを置き、御言葉に聞き従って生きるように助けてください。

一言:終わりの時がある


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