聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2007]

2007年 01月 11日 (木)

エゼキエル13:1-23
にせ預言者の特徴

Ⅰ.自分の心のままに預言します(1-9)
 「預言者」とは神様の御言葉を受け、その通りに伝える任務を任された人々です。ところが当時のにせ預言者たちは神様から来るまぼろしを見ずに、「自分の心のままに」、「自分の霊に従って」預言しました。その結果真理を歪曲させ、民たちを堕落させるのに一役買ってしまいました。また彼らは「むなしい幻を見て、まやかしの占い」をして、主の御名を軽んじました。
Ⅱ.平安がないのに「平安」と言います(10-16)
 にせ預言者たちはぶどう園の壁に穴を開け、ぶどう園を台無しにするきつねのように、私たちのたましいに穴を開けてしまいます。彼らは奸悪な言葉と狡猾な言葉で純真な人々を惑わせます。にせ預言者たちは災いが臨んでも、「平安。平安。」と叫びます。彼らは悔い改めのメッセージ、十字架のメッセージ、さばきのメッセージを伝えません。
Ⅲ.財産のために人々をわなにかけます(17-23)
 きつねはえさを探し回り、発見すればむさぼり尽くします。にせ預言者はこのきつねのように貪欲です。財産を愛し、少しばかりのパンのために神様を冒涜し、まやかしを行なって、民たちを死なせます。本当の預言者たちは羊たちのいのちを生かすために、自分を犠牲にしますが、にせ預言者たちは自分たちの有益のために羊たちを犠牲にします。

祈り:主よ!私に霊的な分別力をくださり、にせ預言者たちに誘惑されず、真理の道を行くように助けてください。

一言:私たちのたましいをわなにかけるきつねを警戒しなさい


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