聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2007]

2007年 01月 13日 (土)

エゼキエル20:1-17
あなたがたの神

Ⅰ.偶像を捨てようともしなかった(1-9)
 イスラエルの長老たちがバビロンの苦難がいつ終わるのか知りたくて、エゼキエルに訪ねて来ました。しかし神様は彼らの質問に対してお答えにならず、ただ彼らの恩知らずの罪を咎められます。神様はイスラエルを選び、彼らの神様になりました。神様は彼らをエジプトから導かれ、乳と蜜が流れる麗しい地に入れることを言われました。「わたしがあなたがたの神、主である。」彼らは当然神である主を頼り、仕えなければなりませんでした。しかし彼らは神様から離れ、偶像に向きました。彼らは、偶像を投げ捨てよ、という神様の命令にも関わらず、カナンの偶像を捨てず、エジプトの偶像を捨てませんでした。
Ⅱ.定めをないがしろにした(10-17)
 神様はご自分の名前のためにイスラエルをエジプトから導き出しました。そして荒野で彼らにおきてと定めを教えられました。これは人が実行すれば生きることのできる命の道でした。また神様は、偶像で汚れた彼らを聖別する主であることを知らせるために、安息日を与えしるしとされました。しかし彼らは定めをないがしろにし、安息日をひどく汚しました。このような彼らに向けて、神様は荒野で憤りを注がれ、罪を犯した彼らを約束の地に入らせませんでした。

祈り:主よ!私が心の奥にある偶像を捨てて、神様の御言葉に聞き従い、安息日を聖別できるように助けてください。

一言:私たちの神、主


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