聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2007]

2007年 01月 14日 (日)

エゼキエル23:1-35
淫行の責めを負え

Ⅰ.オホラの罪(1-10)
 ふたりの女がいましたが、姉の名はオホラであり、妹はオホリバでした。彼女たちは若いときから淫行をし、姦通しました。「オホラ」は「彼女の天幕」という意味であり、「神様が定められたものではなく、自分勝手に作った天幕」という意味です。オホラは北イスラエルの首都であったサマリヤを指します。北イスラエルの王と民たちは自分たちをお立てになった神様を捨て、アッシリヤ人を慕って頼り、アッシリヤの全ての偶像で自分たちを汚しました。彼らは、まるで夫を捨ててどの男にでも貞操を売る淫乱な女のようでした。神様は、彼らを、彼らが恋い慕うアッシリヤの手に渡されました。アッシリヤは容赦なく彼らを踏みにじりました。
Ⅱ.オホリバの罪(11-35)
 「オホリバ」は「私の天幕が彼女にある」という意味で、「エルサレムの中に神様の天幕がある」という意味です。オホリバ、即ちユダの罪は姉である北イスラエルの滅亡を見ても、むしろさらに淫乱でした。彼らはアッシリヤを恋い慕っていましたが、バビロンが現われると、また彼を恋い慕いました。自分の目が好むまま、あっちこっちの男に貞操を売りました。神様はこのような南ユダを罰せられ、彼らをバビロンの手に渡されました。「それゆえ、神である主はこう仰せられる。あなたはわたしを忘れ、わたしをあなたのうしろに投げやったから、あなたも自分のみだらな行ないと、淫行の責めを負え。」(35)

祈り:主よ!私が世の誘惑が多いこの時代で、主だけを愛する霊的貞操を守ることができるように、助けてください。

一言:貞操を守れ


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