聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2019]

2019年 02月 16日 (土)

エゼキエル書34:1-31(11)
わたしは自分でわたしの羊を捜し出し

 神様は、イスラエルの指導者たちを神様の羊を養う牧者としました。しかし、イスラエルの指導者たちは自分たち自身を肥やしました。彼らは脂肪を食べ、羊の毛を身にまとい、肥えた羊をほふりましたが、羊を養うことはしませんでした。本来、牧者は弱った人を強め、病気の者をいやし、傷ついた者を包まなければなりません。ところが、イスラエルの指導者たちは民の牧者としてやるべきことをしませんでした。そのため、牧者がいない状態の羊たちは、散らされ、あらゆる野の獣のえじきとなりました。
 時になると、神様は牧者たちに羊の群れに対する責任を問われます。彼らの手から神様の羊を取り返し、彼らに羊を飼うのをやめさせます。神様は悪い牧者たちの代わりにご自身で羊を捜し出し、世話をされます。国々の民の中から彼らを連れ出し、彼らの地に連れて行き、彼らを養われます。傷ついたものを包み、病気のものを力づけられます。イスラエルの指導者たちは羊たちのいのちより自分たち自身を肥やしましたが、神様は羊たちのいのちと幸せのために最善を尽くされます。イスラエルの民を救い、彼らが二度とえじきとならないようにされます。また、神様の羊を牧するひとりの牧者、神様のしもべダビデを起こされます。ここで、「わたしのしもべダビデ」とは、究極的にはイエス様を指します。イエス様は良い牧者です。イエス様は羊のためにご自分のいのちを捨てます。イエス様の血によって私たちは神様と和解し、真の自由を得ることができます。


適用:私たちの真の牧者は誰でしょうか

一言:主は私の羊飼い


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