聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2019]

2019年 02月 19日 (火)

エゼキエル書37:1-28(10)
干からびた骨が非常に多くの集団に

 預言者エゼキエルは骨で満ちた谷間を見ました。主は、エゼキエルにその上をあちらこちらと行き巡らせました。その谷間には非常に多くの骨があり、ひどく干からびていました。主はエゼキエルに仰せられました。「人の子よ。これらの骨は生き返ることができようか。」干からびた骨が生き返ることは不可能です。ところが、干からびた骨に預言して言えと言われました。「神である主はこれらの骨にこう仰せられる。見よ。わたしがおまえたちの中に息を吹き入れるので、おまえたちは生き返る。」エゼキエルが主から命じられた通りに預言していると、骨と骨とが互いにつながりました。その上に筋がつき、肉が生じ、皮膚がその上をすっかりおおいました。エゼキエルは、「神である主はこう仰せられる。息よ。四方から吹いて来い。この殺された者たちに吹きつけて、彼らを生き返らせよ」と預言しました。すると、息が彼らの中に入りました。そして彼らは生き返り、自分たちの足で立ち上がりました。非常に多くの集団でした。ここで、干からびた骨はイスラエル民族を象徴します。彼らの望みは消えうせていました。バビロンによって国を失っていました。多くの人々が捕囚として連れて行かれました。イスラエルが再び回復することは、干からびた骨が生き返ることのように不可能なことでした。彼らの力や努力によっては不可能なことです。しかし、人にはできないことも神様にはできるのです。実際に神様は干からびた骨のようなイスラエルを回復させてくださいました。墓のようなバビロンから引き上げて、イスラエルの地に連れて行かれました。ユダとイスラエルが一つになり、一つの国になりました。
 今、あなたの姿は干からびた骨のようですか。あなたの家庭の姿が干からびた骨のようですか。あなたが仕えている教会やキャンパスはどうですか。神様は干からびた骨のような私と家庭とキャンパスをも生き返らせることができます。


適用:私の家庭、キャンパスが干からびた骨のように見えますか

一言:おまえたちは生き返る


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