聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2014]

2014年 11月 24日 (月)

ホセア1:1-11
生ける神様の子ら

1.この国は、淫行にふけっている(1-9)
 当時、イスラエルは、ヤロブアム2世が統治していましたが、ダビデとソロモンの時の領土が、ほぼ回復され、政治的に安定し、物が豊かになっていました(2列14:25)。しかし、彼らは、神様よりも快楽を愛し、霊的に堕落していました。その時、神様の御言葉がホセアに臨みました。「行って、姦淫の女をめとり、姦淫の子らを引き取れ。この国は主を見捨てて、はなはだしい淫行にふけっているからだ。」(2)。神様は、ホセアの結婚生活を通して、イスラエルの霊的な状態を見せてくださいました。彼らは、夫を捨てて、どんな男にでも、すり寄って行く遊女のように、神様の御言葉を捨て、周辺国家の偶像に仕え、快楽に陥りました。神様は、このような彼に、ホセアの子どもたちの名前をつけることを通して、さばきを警告されました。長男は「イズレエル」(神様は取り除く)であり、次に生まれた娘は「ロ・ルハマ」(愛することはない)、三番目に生まれた子どもは、「ロ・アミ」(わたしの民ではない)です。世の快楽に従って行く者たちには、神様のさばきがあります。
2.しかし、あなたがたは(10,11)
 神様のさばきの警告の前で悔い改めるなら、生ける神様の子どもになります。海の砂のようになり、量ることも数えることもできなくなり、以前に、「わたしの民ではない」と言われた所で、「生ける神の子」としての地位が回復されます(10)。神様は、淫乱な罪人にも、望みを断ち切られませんでした。神様は、愛と望みが満ちておられます。

祈り:主よ!世の快楽に落ちた罪人を赦し、生ける神様の子どもとして回復させてくださった、その大きな愛に感謝します。

一言:あなたは、神様の子だ


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