聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2014]

2014年 11月 25日 (火)

ホセア2:1-23
わたしはあなたと契りを結ぶ

1.恋人たちのあとを追う(1-13)
 イスラエルは、ゴメルがホセアを捨てて恋人たちのあとを追ったように、バアルについて行きました。神様が彼らに穀物と新しいぶどう酒と油をお与えになりましたが、それを知りませんでした。彼らは、神様がお与えになった銀と金を、むしろバアルにささげました。神様は、このような彼らを脱がせて裸にし辱め、渇きのために死ぬ、と警告されました。バアルを捜す彼らの道を、いばらと壁でふさぎ、彼らが誇っていたぶどうの木と、いちじくの木を荒れすたらせ、林にすると言われます。彼らが恋人たちを慕って行っても、追いつくこともできず、会うことすらできません。その時になって、彼らは本当の夫である神様に立ち帰るようになり、神様の中での生活が、今よりも断然よいことを悟るようになります(7)。
2.永遠に契りを結ぶ(14-23)
 イスラエルは遊女のように歩みましたが、神様は彼らに訪ねて来られ、優しく語り、心を開かせ、説得されます。彼らが悔い改め、立ち帰りさえすれば、エジプトから出て来た日のように祝福し、この地から弓と剣と戦いを絶やし、安らかに休ませます(19)。「契りを結ぶ」とは、イスラエルを淫乱な汚れた女として見ずに、純粋な処女として認めるという意味であり、美しい花嫁として受け入れるという意味です。彼らは神様を「私の夫」と呼び、もう、「私のバアル」とは呼びません。イスラエルに向けられた神様の望みと愛は、大きく、驚くべきものです。

祈り:主よ!遊女のような私を花嫁とし、本当の夫になってくださり、感謝します。この主だけを愛し、仕えます。

一言:私の夫、私の神様


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