聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2014]

2014年 11月 26日 (水)

ホセア3:1-5
主が愛しておられる

1.姦通している女を愛せよ(1-3)
 イスラエルは他の神に仕え、干しぶどうの菓子を愛していました。「干しぶどうの菓子を愛する」とは、肉体的で、感覚的な偶像崇拝を象徴しています。全ての愛情を注いだ妻が他の夫と姦通するなら、夫は怒りと嫉妬で妻を捨てるしかありません。しかし神様は、遊女のようなイスラエルを愛されます。神様は、その愛を現わすために、ホセアに、「姦通している女を愛せよ」と言われました。ゴメルは夫の愛を受けながらも、その愛を裏切ったまま、ほかの男のもとに行きました。このような女を赦し、愛し、妻として迎えるのは、不可能なことのように思えます。しかしホセアは、銀十五シェケルと大麦一ホメル半の代価を払って、彼女を買い取りました。彼女はもう、姦淫してはならず、他の男の後について行ってはならず、純潔に生きなければなりませんでした。これは、神様が私たちを罪から救ってくださるために、ひとり子イエス様を贖いの供え物としてくださったことを象徴しています。私たちは、これ以上、この世の快楽を求めずに、ただ、神様だけに仕える聖なる生活をしなければなりません。
2.その恵みに来よう(4-5)
 イスラエルは長い間、王もなく、いけにえもなく、過ごすようになります。その後、彼らは立ち帰り、その王ダビデを求めるようになり、終わりの日には、おののきながら主とその恵みに来るようになります。神様は罪人を見捨てられず、最後まで恵みを施されます。

祈り:主よ!遊女のような私のために、イエス様を贖いの供え物としてくださり、救ってくださったことを感謝します。これからは、純潔な生活をします。

一言:救いの愛


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