聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2014]

2014年 11月 29日 (土)

ホセア6:1-11
主に立ち返ろう

1.主に立ち返ろう(1-3)
 ホセアは、罪によって傷だらけになっている民たちに言いました。「さあ、主に立ち返ろう。主は私たちを引き裂いたが、また、いやし、私たちを打ったが、また、包んでくださるからだ。」(1)。神様は引き裂きましたが、私たちが立ち返りさえすれば、いやしてくださり、打たれましたが、立ち返りさえすれば、包んでくださいます。神様は私たちを生かされ、立たせる方です。人々が罪によって苦しみを受けながらも、神様に立ち返ることができないのは、この神様を知らないからです。それで、私たちは主を知らなければなりません。主を知ることを切に追い求めなければなりません。主は暁の光のように、確かに現れ、乾いた地を潤す後の雨のように、私たちのところに来られます(3)。私たちは、生活の中で、傷ついた時、主に立ち返って行かなければなりません。神様は私たちを癒し、回復させてくださる方です。
2.私は誠実を喜ぶ(4-11)
 ユダは神様に立ち返るように見えましたが、実際はそうではありませんでした。彼らの誠実は朝もやのようであり、朝早く消え去る露のように、一時的なものでした。「誠実」とは、神様に対する愛と、隣人に対する愛です。神様は彼らを悟らせました。「わたしは誠実を喜ぶが、いけにえは喜ばない。全焼のいけにえより、むしろ神を知ることを喜ぶ。」(6)。神様と隣人に向けられた本当の愛なしに、偽善的な信仰生活を行なうなら、それは、神様の御前で、忌み嫌われるだけです。

祈り:主よ!引き裂かれ、傷ついたこの罪人を包んでくださり、感謝します。罪によって、傷ついたたましいが主に立ち返るように、助けてください。

一言:主に立ち返ろう


<<(1)    前のページ(5)    6    次のページ(7)    (14)>>

聖書別日ごとの糧