聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2014]

2014年 11月 30日 (日)

ホセア7:1-16
生焼けのパン菓子

1.燃えるかまど(1-7)
 神様がイスラエルをいやそうとすると、彼らの罪が現れました。彼らは偽りごとを言い、盗み、略奪しました。民たちは、指導者たちにへつらい、悪を行なって、欲望を満たしました。また、姦通しました。彼らの罪は、続けて、繰り返されました。そのような彼らは、パン職人によって、熱く燃えるかまどのように、淫乱で汚れた欲望で燃え上がっていました(4)。彼らは、パン職人が夜かまどの火を用意して、朝に火をつけるように、夜通し悪を企み、朝には王をつまずかせました。彼らは、罪の熱気を冷ましませんでした。
2.生焼けのパン菓子(8-16)
 彼らは国々に散らされました。彼らは、神様なしに飲み食いする人々をうらやましく、思いました。彼らは異邦の罪深い文化を受け入れました。その結果、彼らは神様にも仕え、外国の偶像にも仕えるようになりました。彼らは生焼けのパン菓子となりました。「生焼けのパン菓子」とは、片方は黒くこげ、もう片方は生焼けの状態にあるパン菓子です。これは、内側と外側が違うイスラエルの霊的な状態を指しています。彼らはクリスチャンのようでもあり、世の人々のようでもある、曖昧な生活をしていました。彼らは敬虔のかたちはしていましたが、敬虔の力はありませんでした。神様は、このような彼らを、国々を通して、懲らしめられました。しかし、彼らは悔い改めずに、愚かな鳩のように、えさだけを見て、網に向かって飛んで行くように、強大国の所に行きました。

祈り:主よ!私を不信仰な世から救おうと、心を純粋にしてくださり、感謝します。純粋な福音信仰が守れるように、助けてください。

一言:純粋な福音信仰を守ろう


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