Ⅰ．あなたは姦淫をし(1-9)
　イスラエルは、収穫の時に非常に喜び、楽しみました。神様が祝福してくださった、と信じていたからです。ところが、神様は彼らに、「喜び楽しむな。」と言われました。なぜなら、彼らは姦淫をして、神様から離れ、すべての麦打ち場で受ける姦淫の報酬を愛したからです(1)。つまり、彼らは、豊かな収穫は偶像に仕えた結果だと考えたのです。彼らは、祝福の時に、神様にそむきました。神様は、このような彼らはカナンの地から追放されると、話されました。外国の捕虜になったら、彼らは収穫の喜びにあずかることができなくなります。偶像崇拝が彼らをカナンの地から追放したように、罪は人間を楽園から追い出します。
Ⅱ．彼らが聞き従わなかった(10-17)
　神様は、旅で疲れた旅行者が荒野で、ぶどうやいちじくの木に出会うように、イスラエルを喜ばれました。しかし、彼らは神様の愛を捨て、バアル・ペオルへ行き、恥ずべきものに身をゆだねました。それで、彼らの栄光は鳥のように飛び去り、もう産むことも、みごもることも、はらむこともできなくなりました。自分を肥やしても、一人も残りません。根が枯れた果樹のように、実を結べない者になります。神様に捨てられると、さすらい人になります。この全ての原因は、彼らが聞き従わなかったからです(17)。祝福と呪い、栄光と蔑視は、神様の御言葉に聞き従うかどうかにかかっています。神様が約束された祝福は、私たちの従順にかかっています。

祈り：主よ！神様から離れるようにと誘惑するものが多い時代です。私が神様の御言葉に聞き従う者になるように、助けてください。

一言：聞き従うことが、祝福の道