聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2014]

2014年 12月 03日 (水)

ホセア10:1-15
今が主を求める時

Ⅰ.二心(1-11)
 イスラエルは、神様の祝福によって実を結ぶぶどうの木のようです。しかし、彼らは栄えるほど、むしろ偶像の祭壇を増やしていきました。彼らは、うわべは神様に仕えるように見えましたが、実は、神様を恐れず、神様が王になることも、その力をも否定しました。彼らは、自ら王になり、偶像に仕え、自分勝手に生きました。彼らは、内と外が違い、二心を持っていました(2)。しかし、神様はこのような彼らの罪を知り、さばかれます。穀物を踏みつける雌牛のように、安逸に生きていた所で、重いくびきを負わせ、その上に人を乗せて働く苦しみを受けるようになります。
Ⅱ.今が(12-15)
 神様は、彼らに悔い改めを促されました。「あなたがたは正義の種を蒔き、誠実の実を刈り入れよ。あなたがたは耕地を開拓せよ。今が、主を求める時だ。ついに、主は来て、正義をあなたがたに注がれる。」(12)。今が、二心を捨てて、主を求める時です。今が、罪の中に放置された心を耕す時です。今、主に出て行くなら、主は、雨のように正義を注ぎ、罪の赦しの恵みをくださいます。神様は、私たちが立ち返るのを、待っておられます。しかし、いつまでも待ってはくださいません。今、心の門を開き、神様を求めなければなりません。明日では、遅すぎます。

祈り:主よ!私が、罪によって閉じており心を耕して、主に出て行きます。神様の義を豊かに注いでください。

一言:今が、神様に求める時


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