聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2014]

2014年 12月 05日 (金)

ホセア12:1-14
絶えずあなたの神を待ち望め

Ⅰ.神様を待ち望め(1-6)
 イスラエルは、神様よりも、周辺の強大国に頼っていました。彼らは、風のように虚しいものを追い、まやかしと暴虐を増し加えていました。神様は、このような彼らを、その行ないに応じて報いようとされます。ホセアは、ヤコブがむなしいものに頼っていたのから神様に立ち返ったことを証しすることで、悔い改めを促しました。ヤコブは、自分の欲を満たすために、人に頼り、財産に頼りました。しかし、それがどれだけむなしいのかを悟り、神様の所に出て行きました。神様は、夜通し泣きながら格闘したヤコブに会ってくださいました。この神様は恵みの神様です。イスラエルはこの神様に立ち返り、誠実と公義とを守り、絶えず神様を待ち望む生活をしなければなりません。
Ⅱ.わたしは、あなたの神、主である(7-14)
 イスラエルは、カナン人(商人)のように欺きのはかりを持ち、しいたげることを好みました。そうしながらも、彼らは義人だと主張しました。神様は、このような彼らの傲慢をさばかれ、再び、荒野生活に戻らせる、と警告されます。神様は、彼らが荒野生活での苦難を考えながら、立ち返ることを願われました。彼らが荒野の時から、彼らの神様になってくださったことを覚えるように、助けてくださいました。「わたしは、エジプトの国にいたときから、あなたの神、主である。」(9)。また、多くの預言者たちを通して、ビジョンを与え、御言葉によって悟らせ、導いてくださった神様を待ち望むように助けてくださいました。ここに、救いがあります。

祈り:主よ!私が人に頼り、人の欺きによって生きません。最初から私の神様である主を、いつも待ち望むように助けてください。

一言:絶えず主を待ち望め


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