聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2014]

2014年 12月 06日 (土)

ホセア13:1-16
わたしのほかに救う者はいない

Ⅰ.自分を高めた(1-3)
 エフライムは、イスラエルの中で、最も能力ある部族で、彼らが話すと、人々は恐れました。彼らがこのように大きくなったのは、神様の恵みによります。それで、彼らは謙遜にその全ての栄光を神様に帰し、その能力を神様の栄光のために使わなければなりませんでした。しかし、彼らは傲慢になり、高ぶりました。その結果、バアルに仕える罪に陥りました。神様がくださった能力で自分の栄光を求める時、偶像崇拝の罪に陥ってしまいます。彼らは、この罪のために、神様の御怒りを買い、朝早くに消え去る露のように、また、打ち場から吹き散らされるもみがらのようになります。何かを成し遂げるかのように思えても、神様の栄光のために生きなければ、何も残りません。
Ⅱ.食べ飽きた時(4-16)
 神様は、彼らがエジプトから出て来た時、彼らの神様になってくださいました。何よりも、神様は彼らに、ただ、神様の他には、神はなく、神様だけが彼らを救う者であることを、教えてくださいました(4)。神様は荒野で彼らを保護し、腹いっぱい食べさせました。彼らは与えられるまま食べ、満たされました。ところが、食べ飽きた時、心が高ぶり、ついには、神様を忘れました。結局、彼らは神様の祝福をよく担うことができず、さばきを受けるようになりました。祝福は受けることより、担っていくことがもっと難しいのです。食べ飽きて暖まった時に、神様を忘れてしまわないように、目を覚ましていなければなりません。

祈り:主よ!私と、私たちの集まりは、神様の祝福によって栄光を受けました。心高ぶらずに、祝福をよく担えるように助けてください。

一言:食べ飽きた時、謙遜に


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