聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2014]

2014年 12月 07日 (日)

ホセア14:1-9
わたしは露のようになる

Ⅰ.御言葉を用意して、主に立ち返り(1-3)
 イスラエルは、罪を犯した代価としてつまずきましたが、彼らの前には新しい日が待っていました。それで、彼らは疲れてしまうのではなく、神様に立ち返らなければなりません。まず、彼らは神様の御言葉を用意して、立ち返らなければなりません。「御言葉を用意して来る」とは、御言葉に基づいて、自分の罪を告白し、砕かれ、悔いたたましいをささげることです。次に、彼らはくちびる(の果実)を、雌牛の代わりにささげなければなりません。「くちびるの果実をささげる」とは、「ただ、神様だけに頼り、救いは神様だけにある」と信仰告白することです。今、彼らはもう、手で造った物に向かって、「あなたは私の神」と言ってはいけません。みなしごのような彼らが、主から憐れみを受けたからです。
Ⅱ.ゆりのように花咲き(4-9)
 神様は、立ち返る者を愛され、全ての御怒りをなくされます。神様は、彼らには露のようになります(5)。「露」は、植物に必要な水分を供給し、育て、花を咲かせ、実を結ばせます。誰でも神様に立ち返るなら、神様は彼らには露のようになります。そして、ゆりのように美しく、ポプラのように深く根を張り、どんな嵐にもゆるがない人生になるようにされます。また、オリーブの木のように美しい若枝を伸ばし、人々はその影の所に来て癒され、実を結ばせます。主に立ち返るなら、その人だけが祝福を受けるのではなく、周りの多くの人々も共に祝福されます。

祈り:主よ!私とこの民は、御言葉を用意して、露のような主に進み出ます。ゆりのように花が咲くように、助けてください。

一言:露のような主に立ち返ります


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