聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2019]

2019年 06月 14日 (金)

ホセア書2:2-23(19)
真の夫である神様

 神様はイスラエルが姦淫と姦通を取り除かなければ、着物をはいで裸にし、荒野のようにし、砂漠のようにし、渇きで死なせると言われました。姦通は一時的な満足の後に渇きを与えます。イスラエルは、恋人が良いものをくれると錯覚しました。それゆえ、神様は、いばらで彼女の道に垣を立て、彼女が通い路を見いださないようにします。その時になって彼女は初めの夫である神様に戻ります。穀物とぶどう酒と油、銀と金も神様がイスラエルに与えましたが、イスラエルはそれらを偶像に捧げました。そんなイスラエルに神様は刑罰を下します。穀物とぶどう酒を取り戻します。羊毛と麻もはぎ取り、彼女の恥を、恋人たちの目の前にあばきます。神様は彼女のすべての喜び、祭り、新月の祭り、安息日、すべての例祭を、やめさせます。偶像崇拝の報酬だと自慢したぶどうの木といちじくの木とを、荒れすたらせます。彼女が恋人たちを慕って行き、神様を忘れてバアルに仕えた日々に報います。このように姦淫と姦通をした人生は、神様の裁きを招くようになります。
 しかし、時になると、神様はイスラエルを再び回復させます。神様は彼女を荒野に連れて行き、慰め、ぶどう畑を与え、アコル(苦痛)の谷を望みの門としてくださいます。その日、彼女は神様を「私の夫」と呼びます。バアルたちの名は彼女の口から取り除かれ、その名はもう覚えられることもありません。その日、神様は彼らのために、野の獣、空の鳥、地をはうものと契約を結び、戦いをなくし、彼らを安らかに休ませてくださいます。その日、神様は彼女と永遠の契りを結び、正義と公義と、恵みとあわれみをもって、契りを結びます。地は穀物と新しいぶどう酒と油で豊かになります。「愛されない者」を愛し、「わたしの民ではない者」を「わたしの民」と主は言われます。このように真の夫である神様と結婚するとすべてのことが回復します。豊かになり、安らかに休むことができます。真の祝福は誰と一緒に生活するかにかかっています。


適用:私を祝福する真の夫は誰でしょうか

一言:主こそ私の夫


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