聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2019]

2019年 06月 16日 (日)

ホセア書 4:1-19(6)
わたしの民は知識がないので滅ぼされる

 イスラエルには必ずあるべきものがありませんでした。それは、真実と誠実と神様を知る知識です。必ずあるべきこの三つのものがなければ、異邦人にしかなさそうな罪がはびこるようになります。イスラエルにはのろいと欺きと人殺しと、盗みと姦通がはびこりました。流血に流血が続く悪循環が繰り返されました。神様を知る知識がないので、イスラエルは神様を見捨てて偶像のところに行きました。木に伺いを立て、山々の頂でいけにえをささげました。神様に結び合わされるべきなのに、偶像に結び合わされました。なぜ、このようになったのでしょうか。真実と誠実と神様を知る知識を退けたからです(1、6)。
 一時的な責任は、イスラエル人ひとりひとりにあります。しかし、神様の律法を教え、守るべき祭司たちの責任も大きいです。彼らは神様を知る知識を退け、神様の律法を忘れました。彼らは、熱心に神様の律法を研究して民に教えるべきでした。しかし、彼らの心は神様の御言葉から離れていました。祭司たちは、いけにえに対する欲によって、目が暗くなりました。彼らは、いけにえに対する欲のために民が悔い改めるように助けることができませんでした。神様は彼らの栄光を恥に変えます。彼らは食べても満たされず、姦淫しても増えることはありません。
 私たちは、キャンパスの学生たちに仕える祭司として立てられました。熱心に神様の御言葉を学び、神様を正しく知り、神様の御言葉に従う生活をしなければなりません。そして、神様の御言葉に聞き従うように教えなければなりません。


適用:なぜ人が滅ぼされるのでしょうか

一言:神様を知る知識がないので


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