聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2019]

2019年 06月 17日 (月)

ホセア書 5:1-15(5)
イスラエルの高慢はその顔に現れている

 神様は、祭司たち、イスラエルの家、王の家に対してさばきを警告します。イスラエルの祭司たち、王の家は、鳥や獣ではなく人を採る狩人でした。彼らは、民が偶像崇拝をして滅びるようにさせました。イスラエル人のうちには、姦淫の霊がありました(4)。また、神様に対する無知は、彼らを高慢にしました。経済的な繁栄が、彼らを高慢にしました。高慢な彼らは、バアルに仕えながら神様にいけにえを捧げました。彼らは羊の群れ、牛の群れを連れて行き、悔い改めのないいけにえ、形式的ないけにえを捧げました(6)。神様は、真実な悔い改めのないいけにえを捧げる人から、離れ去ります。
 南ユダは、北イスラエルの破滅を通して、教訓を得なければなりません。北イスラエルを滅ぼした国は、南ユダも滅ぼそうとするからです。ユダの首長たちは地境を移す者のようになりました。地境を移すとは、社会秩序を破壊し、混乱に陥れることを意味します。彼らは人と人との間で守るべきことや人と神様の間で守るべき秩序を崩してしまいました。彼らが悔い改めて神様に立ち返らなければ、神様のさばきを受けるようになります。神様は私たちが悔い改めにふさわしい実を結ばず、罪を犯し続けるなら、しみや腐れのように裁かれます。それでも悔い改めなければ、獅子のように裁かれます。イスラエルは神様の警告にもかかわらず、悔い改めず、アッシリヤに助けを求めました。彼らは神様に助けてもらうべき問題を、人間的な方法によって解決しようとしました。その結果、アッシリヤとバビロンによって、長い間、苦しめられました。


適用:私たちを滅びの道に導く罪は何でしょうか

一言:高慢


<<(1)    前のページ(4)    5    次のページ(6)    (13)>>

聖書別日ごとの糧