聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2019]

2019年 06月 18日 (火)

ホセア書 6:1-11(6)
わたしは誠実を喜ぶが、いけにえは喜ばない

 イスラエル人はお互いに、「さあ、主に立ち返ろう」と勧めます。人々は簡単に「さあ、主に立ち返ろう」とは言いません。イスラエル人は、さばきの警告を受けてから「主に立ち返ろう。主を知ることを切に求めよう」と告白しました。主に立ち返ることが生きる道です。イスラエル人が主に立ち返ると、主は二日の後、彼らを生き返らせ、三日目に立ち上がらせます。ここで「二日」「三日」とは、イスラエルの回復が早く成し遂げられることを意味します。神様は、私たちが心から神様に立ち返るなら、早く私たちを回復させてくださいます。主はご自分を知ることを切に求める人に、暁の光のように、確かに現れます。また、主は大雨のように、私たちのところに来られ、後の雨のように、私たちに現れます。主が大雨と後の雨を降らせてくださると、その年は豊作になります。神様は、ご自分に立ち返る人に大雨や後の雨のように現れてくださいます。しかし、イスラエルの悔い改めは誠実ではありませんでした。彼らの誠実は朝もやのようでした。朝早く消え去る露のようでした。神様は誠実を喜びますが、いけにえを喜びません。全焼のいけにえより、むしろ神を知ることを喜びます。神様を正しく知らなければ正しく礼拝を捧げることも仕えることもできません。しかし、イスラエルは神様が願われる誠実の実を結ぶことができませんでした。神様に人格的に出会い、聖書が啓示する神様を正しく知り、仕えることに失敗しました。神様を正しく知らず、神様が願われる生活が伴わない宗教的な行為は、神様に喜ばれることができません。


適用:神様が真に願われることは何でしょうか

一言:誠実と神様を知ること


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