聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2019]

2019年 06月 20日 (木)

ホセア書 8:1-14(7)
風を蒔いて、つむじ風を刈り取る

 神様は、非常時の角笛を口に当てて吹き鳴らすように言われます。主と結んだ契約を破り、主のおしえにそむいたイスラエルに向かって、神様のさばきが鷲のように襲ってくるからです。彼らは、主に向かって、「私の神よ。私たちイスラエルは、あなたを知っている」と叫びましたが、イスラエルは善を拒みました。彼らは神様を知っていると叫びましたが、主のおしえにそむきました。神様を愛していると叫んでも、主のおしえを守らないのであれば、それは神への愛でも何でもありません。彼らは誰よりも神様の律法をよく知っていました。神様はイスラエル人を愛し、律法を与えてくださいました。しかし、イスラエルは神様から与えられた律法を自分たちと関係がないかのように行いました。イスラエルは、王と首長を立てましたが、神様によってではありませんでした。北イスラエルの多くの王たちは、クーデターを起こして政権を握りました。彼らの歴史は反逆と陰謀の繰り返しでした。また、イスラエル人は神様の戒めを拒み、銀と金で自分たちのために子牛の偶像を造りました。彼らは風を蒔いて、つむじ風を刈り取る愚かな者でした。
 あなたは神様の御言葉に聞き従う生活を送っていますか。それとも、神様の御言葉に聞き従うことは、あまり意味がないことだと思っていますか。神様の御言葉に聞き従うことを軽視する人は、霊的な危機に処せられている人です。


適用:神様を見捨てて偶像に仕える者はどんな者でしょうか

一言:風を蒔いて、つむじ風を刈り取る者


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