聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2019]

2019年 06月 22日 (土)

ホセア書 10:1-15(12)
耕地を開拓せよ

 北イスラエルは、多くの実を結ぶ、よく茂ったぶどうの木のようでした(1)。祝福の時、彼らは高慢にならず、神様の恵みと愛を覚えて、主の御言葉に聞き従わなければなりませんでした。しかし、彼らは悪を耕し、不正を刈り取り、偽りの実を食べていました(13)。多くの実を結ぶにしたがって、それだけ祭壇をふやし、その地が豊かになるにしたがって、それだけ多くの美しい石の柱を立てました(1)。神様が祝福してくださったのに、神様にいけにえを捧げず、ベン・アベンの子牛を拝みました。主を恐れず(3)、むだ口をきき、むなしい誓いを立てて契約を結びました。このような彼らに神様はどのようになさいますか。サマリヤの王は水の面の木切れのように滅びうせます(7)。高き所を滅ぼされます(8)。彼らの罪があまりにもひどいので、イスラエルの王は夜明けに全く滅ぼされます(15)。
 彼らが生きるためには、どうすればいいのでしょうか。耕地を開拓しなければなりません。最初、彼らは神様の良い地でしたが、悪を耕し、耕地になりました。耕地とは、かつて耕されたけれども、その後、長い間放置されたために、いばらや雑草の茂った状態になっている地のことです。イスラエルは、耕地のように、偽りと高慢と偶像崇拝の雑草におおわれていました。これらのものを取り除き、堅くなった耕地を耕さなければなりません。そして、そこに神様の御言葉と正義(救い)と誠実の種を蒔いて刈り入れなければなりません。イスラエルが滅ぼされた理由は、彼らが正義の種を蒔かなかったからです。ですから、正義と誠実の種を蒔かなければなりません。今が、主を求める時です。この時を逃してはいけません。今、悔い改めて正義と誠実の種を蒔けば、主は来て、正義を注いでくださいます。


適用:私の耕地は何でしょうか

一言:開拓せよ


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