聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2019]

2019年 06月 25日 (火)

ホセア書 13:1-16(6)
食べ飽きたとき、心は高ぶり

 イスラエルが滅びた理由は、バアルを拝む偶像崇拝の罪を犯したからです。なぜイスラエルはバアルに口づけしたのでしょうか。豊かになりたがった欲のためです。バアルを崇拝しているカナン人が、物質的に豊かな生活をしているのを見て、自分達もそうなりたいと、彼らに従って行いました。貪欲が偶像崇拝であると言われているように、彼らは食べ過ぎたとき、心が高ぶり、神様を忘れました(6)。もっと豊かになろうと銀で鋳物の像を造り、自分の考えで偶像を造りました(2)。偶像は朝もやのように、朝早く消え去る露のように、打ち場から吹き散らされるもみがらのように、また、窓から出て行く煙のように、むなしいものです。
 現在、イスラエルが豊かになったのは、偶像によってではなく、神様によってです。神様は荒野で彼らを養ってくださいました。毎日、神様は彼らに食べ物を与えてくださいました。神様はエジプトの国にいたときから、彼らの神、主となり、導いてくださいました。「あなたはわたしのほかに神を知らない。わたしのほかに救う者はいない。」主が彼らとともにおられ、導いてくださったので、今の彼らがいるのです。それを知らなければなりません。しかし、彼らは高慢になり、神様の恵みを忘れて偶像崇拝をしました。このような彼らを神様はどうしますか。子を奪われた雌熊のように彼らに出会い、その胸をかき裂きます。子を産む女のひどい痛みが彼を襲いますが、時が来ても、子が母体から出て来ないようになります。結局、神様に逆らったので、刑罰を受けて剣に倒れます。私たちは、決して神様の恵みを忘れてはなりません。神様は荒野で私たちを救い、食べさせてくださいました。今の恵みは、すべて神様からのものです。それを知って感謝しなければなりません。


適用:今の祝福は誰から来ましたか

一言:あなたの神、主である


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