聖書別日ごとの糧   >>   アモス書[2019]

2019年 08月 18日 (日)

アモス書3:1-15(1)
このことばを聞け

 神様は、イスラエルに向かって「聞け」と叫ばれます。彼らが聞かなければならないメッセージは何ですか。神様は地上のすべての部族の中からイスラエルを選び出し、特別な関係を結ばれました。神様から格別の愛を受けた彼らでしたが、もはや裁きの対象となってしまいました。どうして神様の民がこれほどまでに転落してしまったのでしょうか。あらゆる現象には、すべて因果関係があります。二人の者が一緒に歩くのは仲が良いからです。獅子が森の中でほえ、ほら穴から叫ぶのは、何かを捕らえたからです。鳥網が地からはね上がるのは、鳥がわなにかかったからです。もしわざわいがイスラエルの町に起こるなら、それは、単なる偶然ではなく、彼らの罪に対して主が下された裁きです。サマリヤの罪はどれだけ深刻な状態でしたか。ペリシテとエジプトの指導者たちは、民に暴虐を働きました。そんな彼らでさえ、サマリヤの町の中の暴虐と暴行を見て驚くほどでした。神様はこのようなイスラエルのそむきの罪を罰せられます。敵がイスラエルを取り囲み、権威は地に落とされ、宮殿はかすめ奪われます(11)。神様は、イスラエルが道をそれる度に、預言者を遣わされました。預言者によってご計画を示されました(7,8)。このように預言者を遣わしてご計画と御心を示した理由は、イスラエルをこよなく愛されたからです。このような神様は、私たちの罪に対しても神様の人を送って警告されます。私たちを放って置かずに、罪の問題に取り組んでくださいます。聞こえの良いことばだけを聞こうとしていませんか。警告を与える神様の御声も聞かなければなりません。それは私たちに対する神様の愛のしるしだからです。


適用:聞くべき神様の御声は何ですか

一言:裁きに関する警告


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