聖書別日ごとの糧   >>   アモス書[2019]

2019年 08月 19日 (月)

アモス書4:1-13(12)
あなたの神に会う備えをせよ

 神様はまず、サマリヤの婦人たちに裁きを告げられます。「聞け。このことばを。サマリヤの山にいるバシャンの雌牛ども」。バシャンの雌牛どもとは、サマリヤの上流階級の婦人たちを指します。サマリヤの婦人たちは貧しい者たちを迫害し、自分の主人に、酒を持ってきて一緒に飲もうと言うほど、堕落していました。イスラエルはベテルへ行ってそむき、ギルガルへ行ってそむきました。彼らは宗教的儀式を行っていましたが、それは神様に受け入れられる礼拝ではなく、自己満足のためのものでした。神様は、彼らが悔い改めて主のもとに帰ってくることを望み、すべての場所でパンを欠乏させました。それでも、彼らは帰って来ませんでした。今度は、一つの町には雨を降らせ、他の町には雨を降らせませんでした。それでも、彼らは帰って来ませんでした。神様は、立ち枯れと黒穂病とかみつくいなごによって、植物が害を受ける災いを与えました。それでも、彼らは帰って来ませんでした。神様は以前、イスラエルを救うためにエジプトに行われたように疫病を送り、戦争で打ち負かされるようにしました。ソドムとゴモラをくつがえしたように北イスラエルを裁かれました。それでも、彼らは帰って来ませんでした。神様は、どうにかして悔い改めてくれることを望み、度重ねて警告を与えました。ところが、彼らは最後まで帰って来ることはありませんでした。
 神様は、そんな彼らに向かって言われます。「イスラエルよ。あなたの神に会う備えをせよ。」その日は神様がイスラエルを救われる日ではありません。祝福を受ける日でもありません。御怒りを持って裁かれる日です。信仰によって生きていて神様に会うことは喜ばしいことです。しかし、罪を悔い改めないで拒みつづけた人は、裁くために来られる神様に会うしかほかありません。ですから、裁きの日が来ないうちに悔い改めるのが最善の策です。


適用:神様に会う備えをしていますか

一言:悔い改めて主のもとに帰りなさい


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